塑性加工 - 転造 TECH-
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LOGY
無駄を省き、強度を高める。
ニッシンテクニスの転造技術
ニッシンテクニスの転造技術は、他の加工技術と組み合わせることで、ネジやボルトなどの螺旋系に対して部分的な形状の変化を加えることができます。これにより、標準的な部品でも、特定の用途に合わせた形状の微調整が加えられ、より高精度で独自性のある製品を提供します。細部にわたる精密な仕上げと、汎用部品に求められる耐久性や品質を両立させることが、当社の強みです。
転造は、材料を切削せずに塑性変形させ、ネジやギアなどの表面に精密な凹凸を形成する加工方法です。材料の無駄が少なく、強度や耐久性の高い製品が得られます。特にネジ山の強度向上や表面仕上げに優れ、大量生産にも適しているため、自動車部品や機械部品など、精度と耐久性が求められる部品の製造に多く利用されます。
転造加工のメリット MERIT
- 01材料ロスが少ない
転造は、材料を切削せずに塑性変形させるため、材料の無駄が少なくコスト削減が可能です。また、金属の結晶構造が緻密になることで強度が増し、耐久性の高い製品を効率的に生産できる点も大きなメリットです。
- 02高い強度で加工が可能
転造は金属の組織を削らずに加工するため、素材の強度を保持し、摩耗性に優れた部品を作ることが可能です。圧力を加えて形状を成形することで、表面が滑らかになり、仕上げ精度が高まります。また、削る工程がないため、部品の耐久性や耐疲労性が向上するのも大きなメリットです。
転造加工の種類 TYPES
転造の種類
左右から均一な圧力をかけて材料を塑性変形させることで、ネジのねじ山やギアの歯
形、シャフトの外径部といった精密な円筒形や螺旋形の形状を成形します。このプロセ
スにより、切削を行わずに表面の凹凸を形成し、連続的な圧力調整が可能なため、複雑
な凹凸形状も安定して量産できる加工方法です。
- 螺旋形の部品
- 平目ローレット
- あやめローレット
転造加工の製品事例 PRODUCTs
ネジやボルト、ギア、シャフトなどの「おねじ」の形状に最適です。切削を行わず、塑性変形によって高精度かつ高強度な部品を効率的に製造します。これにより、材料の無駄を最小限に抑え、コスト削減と品質向上を両立させた製品を提供。特に、ねじ山や歯形など、連続的な凹凸形状を必要とする自動車部品や機械部品の大量生産に強みを発揮しています。
転造加工の設備紹介 設備紹介
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ねじ転造機
金属素材を転造加工で圧力を加えながら成形し、高精度なねじ山を効率的に製造することができます。
そのほかの塑性加工技術
- Forging冷間鍛造・圧造
精密さとスピード、冷間鍛造と圧造が生む品質。 ニッシンテクニスの切削力